7月17日(木)に看護科3年生が「在宅看護」の授業の一環で、くらしき健康福祉プラザで校外学習を行いました!
倉敷市社会福祉協議会の生活支援コーディネーターの山本様から倉敷市の「地域包括ケアシステム」についての講義を受けた後に、施設内の見学をしました。
講義を聴き、「地域包括ケアシステム」では高齢者だけでなく、様々な年代の人が連携し合う「地域共生」を目的としていることが学べたようです。また、倉敷市の特徴は、各地域に色々な形の「通いの場」があることだそうです。それぞれの場で馴染みの関係を築き地域の人々の結びつきを深め、元気な地域づくりを行っています。
生徒の感想文に、「こういった試みを次世代へ繋いでいく必要がある」と書かれており、この校外学習を通して地域を知る、ということだけではなく、地域を支える次世代が育つ機会もいただくことができた、と嬉しく感じました。
施設内見学では、スタッフの方から説明を受けたり、実際に介護予防教室でゴムバンドを用いて体操を行っている地域の方々の様子や、子育て支援センターで親子が楽しそうに遊ぶ様子を見学しました。住宅改修のモデルルームを実際に目で見たり、設置された福祉用具に触れることで、教科書で学んだ内容がイメージ化できたのでは、と思います。
校外学習の終わりに、生徒が、自分たちが「地域包括ケアシステム」でできることは何か、と質問した際に、「近所の人と挨拶をしたり、積極的に地域の行事に参加することなど、身近なことからできることを見つけたら良い」、とアドバイスを頂きました。校外学習後に、近所の方に気持ち良い挨拶ができるようになって欲しいです。
くらしき健康福祉プラザ内の研修室
貴重な機会を頂きありがとうございました!