普通科類型・創造文化系(美術/書道)・子どもコース 授業作品展示
普通科展2021
会期:2月15日(火)~3月1日(火)まで
普通科類型創造文化系の美術選択者および書道選択者、子どもコースの授業作品を展示しています。記念館1階がさまざまな作品でいっぱいです!一年間のまとめ、そして時間をかけて制作した作品ばかりです。
【事務室前展示:書道選択3年生の卒業合作 横3.5メートル】
普通科子どもコース2年 くらしき作陽大学訪問(クリスマス会ステージ上演)
12月22日、くらしき作陽大学を訪問し、附属認定こども園のイベントに参加させていただきました。時はちょうどクリスマス、園児を前に「クリスマス会ステージ」として、歌と劇を上演しました。
タイトルは「大きいプレゼントと小さいプレゼント」。いろんな動物とサンタクロースが、クリスマスのプレゼントが関わる、ある”事件”に遭遇します。そのとき彼らはどのように行動するのか、人間(?)のあり方が問われるハートフルストーリーを、音楽を織り交ぜながら、楽しく演じることができました。
構想2ヶ月、シナリオは手作り。放課後の時間を使って衣装や道具を用意し、音楽や演技の練習、園児を引き込む”手遊び”の打ち合わせなど、クラス全員で力を合わせて取り組みました。このステージを通して、チームワークの大切さを学びました。互いの様子をしっかり見て、細かく意思疎通をしなければ、頑張りが空回りに終わってしまいます。大きなプロジェクトを進める際に何が大事なのか、体感する取り組みとなりました。
劇の準備では、くらしき作陽大学の浅野先生に指導していただきました。子ども教育の専門的な視点から、ステージをよりよいものにするために、さまざまなアドバイスを下さいました。自分たちだけでは気づかない角度からのご意見は”なるほど”と納得できるものばかりでした。今回私たちは演じる側でしたが、将来は子どもの演技を指導することもあるかもしれません。幼児教育を学びたい気持ちが、一層強くなりました。
ステージは、観客が入れ替わって2回通り演じたのですが、1回目よりは2回目の方が緊張感もほぐれ、より生き生きしたステージとなったように思います。最初、多少固くなっていたのは反省材料です。自分自身も楽しんで子どもと向き合うとき、子どもの表情が輝くということを、身をもって感じました。この経験を、今後に活かしていきたいと思います。
普通科子どもコース 3年 こっこ展
12月17日子どもコース3年生が、これまでの学習の成果を2年生に向けて
発表しました。
Let’s 工作から始まり、大型絵本「はらぺこあおむし」の読み聞かせ、手作りおもちゃの実演、伝言ジェスチャーゲーム、ペープサートとエプロンシアター、リズム体操とそれぞれのグループが工夫し、子どもたちが楽しめるような企画を立てていました。きっと将来、保育の現場で役立つでしょう。最後のクリスマスの歌を使ったリズム体操は2,3年生全員で楽しく踊り、盛り上がりました。
ペープサート「おおかみのとある一日」
背景の絵の細かさ、場面転換の工夫、貼り絵を使った背景、ペープサートの人形を使っての表情の変化・・・完成度の高さに驚きました。
Let’s 工作 (全体制作)
一人ひとりに折ってもらったサンタさんを前面に貼り付けて壁面構成を完成させました。
〈2年生の感想より〉
・受験期なのに先輩方がいろいろ考えて作っていて、すごく楽しい時間になりました。
・それぞれ細かい工夫や表現がたくさんあって参考になるものばかりだった。
・おおかみは意外にたくさんの本に登場してくるので目のつけどころがいいなと感動しました。背景のドアが開いたり、エプロンシアターで歌を一緒に歌えるなどクオリティーが高かったです。
普通科子どもコース1年 くらしき作陽大学訪問
12月14日、入学して初めての大学訪問に行きました。
はじめに学部・学科説明を聞き、その後子ども教育学部の浅野先生の講義を受講させていただきました。
まず浅野先生のトランクから出てきたのは、スポンジでできたイモムシやアヒルでした。そのかわいい姿にみんなからは「かわいい!」と声があがっていました。
その後子どもの成長段階に合わせた3冊の絵本を紹介していただきました。どれもとてもおもしろい絵本で、その場にいるみんなが浅野先生の読まれる絵本の世界に引き込まれていきました。
絵本は『人と人をつなぐ架け橋』になること、そして乳幼児期での経験は『人格形成の基礎』になることを教えていただき、あらためて幼児教育の重要性を感じることができました。
浅野先生の講義の後は、2つのグループに分かれてキャンパスツアーに行きました。
れ違う大学生の先輩方の楽しそうな姿を見ながら施設を見学し、思わず私たちが大学生になった時の姿を想像して顔がほころびました。自然がいっぱいの構内で、太陽の光がとても心地よく、みんなで楽しく見学することができました。
キャンパスツアーの後は、短期大学幼児教育専攻の白神先生の講義を受講させていただきました。はじめに付箋を使った言葉遊びを教えていただき、身近なもので楽しく遊べることを知りました。その後は、みんなで『マジカルバナナ』をしました。各グループによって伝わる言葉が違って、とても楽しく学ぶことができました。そして、「人を傷つけるような言葉は使ってはいけない」といったルール作りの大切さや、コミュニケーションをとる上での言葉の重要性をあらためて感じることができました。
初めての大学訪問はとても楽しく、これからの進路選択の参考になりました。そして幼児教育の大切さを再確認し、これから夢の実現に向かって、学校の勉強により一層励んでいこうと思いました。
普通科子どもコース 1年生 保育園訪問
令和3年11月12日(金)倉敷市の保育幼稚園課の援助を受けて、倉敷市立第五福田認定こども園と中州認定こども園を訪問し、保育園の日常を見学させていただきました。コロナ禍で直接触れ合うことはできませんでしたが、元気いっぱいの園児たちはとてもかわいらしく、良い経験になりました。このような経験をする機会をいただきありがとうございました。
こども園での環境の工夫について説明していただきました。
ロッカーの整理の仕方、絵や写真を交えてのわかりやすい指示、季節に合わせた掲示飾りつけなど
≪生徒の感想≫
・年齢により子どもたちの遊びや反応が違い、先生の接し方、声のかけ方が違っていた。
・子どもが自分から遊べるような環境が工夫されていた。子どもの成長に合わせたおもちゃが手作りで用意されていたり、季節の植物を取り入れたあそびが用意されていたりしてアイデアに圧倒された。
・ずっと忙しいイメージだったけど、どの先生も子どもとの関わりや子どもの成長を楽しんでいた。改めて子どもと関わる仕事をやってみたいと実感した。
・先生方が協力しあい、それぞれの得意を活かしカバーしあっていると伺った。年齢が違うことで幅広い考えが生まれるとも伺い、安心感があり若い先生方も働きやすいと感じた。
普通科子どもコース 社会人講師活用事業 講演会
3年生対象講演会
6月25日、7月16日中国学園大学の中田周作先生をお招きし、「こどもパートナー」認証講座を受講しました。
1日目は「教育支援者とは」、「子どもをとりまく環境」と題し、支援者に求められる能力や活動の際の注意すべきポイント、現代の家族と子どもについて社会学的な分析を教えていただきました。
写真を見ながら活動の際に気を付けるべき点を考えてみる
2日目は「PlayMais」という水でくっつくコーンから作られたドイツ製のソフトブロックを用いて創作を行いました。
遊びの計画書を立てるときのポイント、時間設定に合わせて追加できる工夫
をすることで想像しやすくなること、年齢に応じて注意すべきポイントを考える必要性など学びました。
普通科子どもコース 3年 個人課題研究発表
子どもコース3年では、総合的な探求の時間を使い、個人個人で課題を設定し、参考文献やインターネットを用い、まとめたり、テーマに沿って創作を行いました。7月14日には研究発表を行いました。
テーマの例
保護者支援、貧困層への子育て支援、児童虐待について、子ども食堂について
特別支援教育、発達障害、コロナ禍が子どもの発達に与える影響
絵本と紙芝居子どもと運動、エプロンシアター、年齢に応じた遊び
子育て支援と病児保育、非認知能力ってなあに など
自分で調べることで、より一層知らなければならないことが数多くあることが自覚でき、短大・大学進学後、学ぶべきものが見えてきた。