平成22年度 高校生美術コンクール
会場:倉敷芸術科学大学芸術学部
期日:平成22年6月5日(土)
3年 小原 侑子 さん 静物デッサン部門 金賞
3年 林 幸恵 さん ポスター部門 金賞
3年 難波 愛 さん 構想画部門 金賞
2年 中田 美琴 さん 構想画部門 金賞
1年 松枝由香里 さん 静物画部門 金賞
6月5日(土)、倉敷芸術科学大学芸術学部を会場に、岡山県内の高等学校美術部員を対象にして行われた『高校生美術コンクール』に参加しました。参加校は43校、参加生徒数420名という大規模なコンクールです。大会当日は、それぞれ自分の選んだ部門(デッサンや水彩画、油彩画、ポスターなど)ごとに、設置されたモチーフや課題を制作します。1日で仕上げなければならないので、どの学校の生徒も、緊張しつつ集中して制作していました。
倉敷中央高等学校からは11名参加し、上記の5名が入賞することができました。普段の美術部の活動でも積極的にデッサンの練習をしたり様々な公募展に応募したりすることを通して実技と表現の力を磨き頑張ってきたので、このコンクールで金賞を受賞することができ、とてもうれしく思っています。
デッサン部門の会場風景です。あらかじめセットされている静物モチーフを、決められた席から描きます。芸術大学の入試さながら、鉛筆を動かす音が響いていました。デッサンは白黒だけの画面ですが、鉛筆の濃さやタッチ、消しゴムの使い方などを工夫すると、柔らかい布や光を反射する金属、透明感あるガラス瓶など様々な質感を表現することができます。
写真は本校3年林幸恵さんの制作途中の作品です。
このコンクールで最優秀に選ばれたポスター部門の作品は、今年度の高等学校美術展のポスター原画となるため、気合いが入ります。限られた時間の中、どの学校の生徒も素敵な作品を描いていました。
構想画部門の制作風景です。構想画のテーマとして今年度与えられたのは、「ランドセルの夢」でした。この言葉をどう解釈し、表現していくのか・・・。一つの言葉から自らの世界を広げていきます。画材は、油彩や水彩、色鉛筆やパステルなど様々です。