家政科3年生の授業より… 授業の成果です!

「課題研究」(調理選択者)より
調理選択者が献立作成し、調理した「松花堂弁当」を3年6組の生徒でいただきました。
例年は校内の先生方を対象に行う行事ですが、今年度はクラス内で行いました。旬の食材を使い、切り方や調理法、盛り付けにも工夫を凝らしました。
1年間を通し、調理実習には多くの制約がありましたが、3年間の食物領域の集大成といえるお弁当ができました。

 

「ファッション造形」より
高校入学後、手縫いのなみ縫いから始まり、3年間でたくさんの被服作品を作りました。最後の作品は、「サンボンネット・スーのケース」です。
サンボンネット・スーとは、日よけ帽子(サンボンネット)をかぶったエプロン姿の女の子。パッチワークの伝統的なアップリケ・パターンのひとつです。
これまでに製作した作品の端切れをそれぞれスーちゃんの帽子やワンピース、エプロンに使用し、思い出深い作品ができました。

 

「ファッションデザイン」より
ファッションデザイン選択者の最後の作品は「しあわせ巾着」です。
4枚の長方形の布を縫い合わせて作ることから四合わせ(幸せ)。使う人の幸せを祈りつつ作る巾着です。
最後の作品なので、おそろいの布で作りました。手縫いで一針一針丁寧に縫い合わせ、裏布もたてまつりで縫いつ けました。とても素敵な作品ができました。

【生徒の感想より】
「手縫いが多くて大変でしたが、ミシンで縫うより角が綺麗にできて嬉しかったです。最後の作品でみんなとお揃いでもっと嬉しいです。」
「縫い合わせるだけでなく、布の向きや縫いしろの倒し方などが重要で意外と難しかったです。たてまつりは早くきれいにできたので自分の成長を感じました。」
「祖母の好きな色でしあわせ巾着を作り、プレゼントしようと思いました。」

 

「家政科課題研究発表会」
1月21日、家政科3年生の課題研究発表会を行いました。
1・2年生を対象に3年生の今年度の検定や行事の取り組み、学習の成果などをまとめ、発表をしました。
自分たちの取り組んだ内容が1・2年生に伝わるように工夫してパワーポイントを作成し、発表原稿もよく考え、各グループともまとまりのある発表ができました。1・2年生もメモを取りながら、真剣な表情で聞き入っていました。
コロナ禍で臨時休校や実習の制限など大変なことも多くありましたが、その中で協力しながら工夫して取り組んだことを改めて振り返ることができ、高校最後の授業を終えることができました。

 

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