令和元年度芸術鑑賞会

11月18日(月)5・6限、ミュージカル「KINJIRO!~本当は面白い二宮金次郎~」と題し、わらび座のみなさんをお招きして芸術鑑賞会が実施されました。二宮金次郎はただの勤勉な学生のイメージが強いと思います。昔の小学校の校庭の片隅にひっそり建っていた銅像の人が、こんなにも熱い人生を送ったことを知りませんでした。歌・ダンス・楽器・照明などさまざまな演出により生徒を惹きつけた公演でした★

【生徒感想文より】
〇芸術鑑賞前の金次郎と鑑賞後のNEW金次郎は全くの別人でした。田舎に生まれた金次郎は天災などにより作物が育たず生きることを諦めている村人達を励まし、金次郎自身も薪を集め町に売りに行っていました。この姿が私たちに馴染みのある「金次郎の像」になったのだと思いました。私たちが普段見ていた「金次郎の像」は村人を励まし一生懸命働いた金次郎の姿だったことを知ると、小学校の頃に信じていた都市伝説がばかばかしく感じました。そのうえ金次郎はこれ以上にすごいことをした人物でした。真面目な仕事ぶりを買われ領主の目にとまり、ある村の再建を頼まれます。村人に理解してもらえず疲れ果てながらも約束の10年という期間で成功させます。その評判を聞いた国中の偉いお方が金次郎に次々と村の再建を頼みます。テレビで観る大河ドラマのような一生なのにあまり知られていないのは残念です。他の人に話したくなる内容でした。

〇最初の太鼓の音で鳥肌が立ち、いよいよ始まるのだと思いました。楽器や歌のリズムが良く観ていて楽しかったです。声のトーンや抑揚だけでどんな表情なのかが想像することができ、そんな役者さんはすごいなと思いました。

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