福祉科通信特別号
発行:平成26年5月14日(水)
足浴実習を行いました
4月24日(木)、福祉科2年生は生活支援技術の授業で足浴を行いました。足浴とは、たらいに入った湯で足を温めたり、洗ったりすることです。当日は大変天気が良かったので、室内での実習と並行して満開のハナミズキの木の下でも足浴を行いました。美しい花々を見ながら、みんな楽しく、気持ちよく実習を行うことが出来ました。
福祉科では高齢者の「よりよい生活」を支える専門職として、どうしたら福祉サービスを利用する方が楽しい生活を送れるか?充実した人生を送れるか?ということを日々勉強しています。今回の実習もただ体を清潔にするためだけではなく、サービスを利用される方が「楽しい」「充実している」と感じていただく技法を学ぶためでもありました。実習をしてみての感想をご覧ください。
足浴をしてみての感想
足浴をしてもらってみて・・・
★足浴しながら、外の空気も味わえて気持ちがよかった。お湯に入浴剤を入れることで少し
気分も違うと思った。実際に足を洗ってもらうのは、初めはくすぐったくて恥ずかしかっ
たが、時間が経つにつれコミュニケーションもはずみ楽しかった。
★足を急に洗われると驚くので、「次は○○を洗いますね」など声かけがあればいいなと感じ
た。そうすることで同意を得ることが出来るし、利用者がびっくりすることがなくなると
思います。
★湯をかけた場所に風が当たると寒く感じたので、早めに拭いた方がよいと思った。また、
人に足を見せるのは意外と恥ずかしかったので、プライバシーに気をつけて欲しいと思っ
た。
■足浴介助をしてみて・・・
★天気も良く、花もきれいに咲いていたので、話も続き、介護者役・利用者役共にリラック
スして足浴を楽しむことができました。足浴中に利用者役の人が「気持ちいい」と言って
いてよかったと思いました。
★外はポカポカしていて実習室よりも眺めがいいので利用者役の人も楽しいと言っていまし
た。その分、プライバシーの保護にはもっと気を付けないといけないと思った。
★お湯の温度は自分が大丈夫だと思っても利用者にとって気持ちいい温度かどうかは分からないので、利用者にしっかり確認することがとても重要だと分かりました。
■ 授業の様子