健康スポーツコース2年生 救命講習会(3時間講習)

令和元年10月24日(木)1限~4限にかけて倉敷消防署より4名の消防士の方をお招きし「救命救急講習会」を実施していただきました。
倉敷市での救急車の年間出動件数は23000件だそうです。そのうちスポーツ中のものが500件で熱中症・外傷・過呼吸は命に関わることがないが、心疾患の場合は死亡率も高く命に関わる事案だそうです。心停止した人が何もせず助かる可能性は7%、心臓マッサージをすると12%、AEDを使用すると43%で、いかに救命処置を行うことが重要なのか実感しました。

まずはAEDの講習です。
手順①倒れている人の安全を確保する。「周囲の状況、異常なし。」
手順②「大丈夫ですか?」意識があるか大きな声で確認する。
手順③周囲の人に役割を指示する。
「あなたは119番をしてください。」「あなたはAEDを持って来てください。」
手順④心臓マッサージ30回+人工呼吸2回→AEDで電気ショック。
《救急車が到着するまで繰り返す》

★胸骨が圧迫されるよう、みんな真剣に取り組みます!★

【ポイント】
救急車が到着するまでの7~8分をずっと心臓マッサージを行うことは体力のいること。周りに助けを求め、交替で行うとよい。

★今年は女性消防官の方が来て下さり、経験談を話してくれます。★

質問コーナーでは生徒が自発的に質問を行い、講習に対する高い興味関心がうかがえました。
日常生活の中で、いつこのような非常事態に遭遇するかわかりません。講習で教えていただいたことを冷静に実行することで誰かの役に立てたらと思います。

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