健康スポーツコース2年生 救命講習会(3時間講習)

平成30年10月23日(火)1限~4限にかけて倉敷消防署より4名の消防士の方をお招きし「普通救命講習」を実施していただきました。倉敷市での火災の出動件数は約120件、救急車の年間出動件数は約2万件だそうです。本当に困っている人の元へ助けに向かうため、適切な救急の利用が肝心です。

まずはAEDの講習です。
手順①倒れている人の安全を確保する。「周囲、異常なし。」
手順②「大丈夫ですか?」意識があるか大きな声で確認する。
手順③周囲の人に役割を指示する。
「あなたは救急車を呼んでください。」「あなたはAEDを持って来てください。」
手順④心臓マッサージ30回+人工呼吸→AEDで電気ショック。(回復するまで繰り返す)

【ポイント】
人工呼吸については感染症の危険もあるので無理に行わなくてもよい。ただし呼吸のとまった幼児の場合は行ったほうがよい。
救急車が到着するまでの7~8分をずっと心臓マッサージを行うことは体力のいること。周りに助けを求め交替で行うとよい。

その他、出血の止め方として圧迫止血法(タオルを患部に直接当てる)や高齢者や幼児が窒息した場合の対処法も教えていただきました。
最後に普通救命講習Ⅰの修了証をもらいます。

日常生活の中で、いつこのような非常事態に遭遇するかわかりません。講習で教えていただいたことを冷静に実行することで誰かの役に立てたらと思います。

 

 

 

 

 

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